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口頭

キセノン中のラドン除去に向けたラドン共鳴イオン化の観測

岩田 圭弘; 関谷 洋之*; 伊藤 主税

no journal, , 

レーザー共鳴イオン化質量分析法をベースとした高速炉用タギング法破損燃料位置検出(FFDL)システムを実用化するうえで、真空紫外(VUV)光の1光子共鳴励起によるクリプトン及びキセノン共鳴イオン化効率の向上について検討している。まずは、同族の希ガス元素の中で共鳴励起波長が最も長くVUV光生成が容易であるラドンに着目し、ラドン共鳴イオン化に向けたVUV光学系の開発を行っている。発表では、空気中のラドンを濃縮した試料を用いて、飛行時間型質量分析計によりラドン共鳴イオン化事象を観測した結果を報告する。

口頭

中性子過剰S同位体の核構造

宇都野 穣; 清水 則孝*; 大塚 孝治*; 吉田 亨*; 角田 佑介*

no journal, , 

通常の原子核では、$$0^+_1$$, $$2^+_1$$, $$4^+_1$$,…状態は回転バンドを形成し、バンド内のE2遷移確率は一粒子模型の値よりも相当大きくなることが知られている。しかし、最近の実験で、$$^{44}$$Sにおいて$$4^+_1$$から$$2^+_1$$への脱励起が通常よりも大きく抑制されている可能性が示唆され、$$K$$量子数の違いによるものではないかという推測がなされている。この研究では、角運動量射影したハートリーフォック法によって$$^{44}$$Sの準位を計算し、固有座標系での波動関数を抽出した。その結果、通常、$$K=0$$状態が主とされている$$4^+_1$$において$$K$$=4が主であり、$$K$$=0が主である$$2^+_1$$$$K$$量子数が異なるためにE2遷移が抑制されることが定量的に示された。また、このことは、$$^{43}$$Sにおけるアイソマー出現と密接に関係していることもわかった。

口頭

非一様相における低エネルギー有効理論

Lee, T.; 仲野 英司*; 津江 保彦*; 巽 敏隆*; 丸山 敏毅

no journal, , 

近年QCD相図の中間密度領域において、カイラル凝縮が空間異方性を持つ周期的構造を取った場合、従来の一様凝縮する場合と比べ、系の自由エネルギーが下がるという結果が示された。そのため、非一様カイラル凝縮相の発現可能性が注目されている。カイラル非一様相が実際に存在する場合、実験で観測にかかる自由度はその上の励起なので、そこでの励起モードを調べることは、QCD臨界点や相境界を定めるアプローチの一つとして、また非一様相の観測可能性を吟味するうえで大変重要である。われわれはこの非一様相に注目し、その基底状態(真空)の上の低エネルギー集団励起についてギンツブルグ・ランダウ展開でアプローチし、リフシッツ点近傍で有効な3+1次元のGLラグランジアンを構成した。そして、非一様相の基底状態として有力なFF型のAnsatzを与え、そこでの対称性の破れのパターンと南部・ゴールドストーン励起の性質について調べた結果、U(1)モデルにおいて、U(1)-並進ロッキング状態が実現することやゴールドストーンモードと振幅モードの混ざった固有モードが現れること、また、分散関係に方向依存性が出ることなどがわかった。

口頭

「次世代高輝度低エネルギーレーザーコンプトン散乱$$gamma$$線が切り開く展望」のまとめ

藤原 守

no journal, , 

高知で開催される秋季日本物理学会でのシンポジウム「次世代高輝度低エネルギーレーザーコンプトン散乱$$gamma$$線が切り開く展望」においてレーザーコンプトン散乱$$gamma$$線を用いた実験,それを実現する加速器計画について、幾つかの重要講演が行われる。未来の核物理開拓への架け橋的な役割を担うのが原子力機構が推進している「エネルギー回収型線形加速器」による大強度レーザー散乱$$gamma$$線である。このシンポジウムの「まとめ」を行い、未来への展望を示す。

口頭

球形基底法による核分裂障壁計算の非対称分裂への拡張

小浦 寛之

no journal, , 

これまで登壇者等は球形原子核の単一粒子状態を基底として任意の原子核形状に対する殻エネルギーを求める方法を開発し、この方法をもとにKTUY質量公式を提案した。また核分裂障壁計算も可能にし、最近の超重核実験で得られた傾向を定性的に説明した。しかしこの方法は軸対称・反転対称に形状を制限した計算であった。今回の講演では形状を反転非対称に拡張して計算を行い、なぜ原子核により対称分裂,非対称分裂と異なる様相を示すのか、その起源を球形基底法の観点から説明する。

口頭

パスタ構造と中性子星クラスト物質の力学的性質

岡本 稔*; 丸山 敏毅; 矢花 一浩*; 巽 敏隆*

no journal, , 

中性子星クラスト領域において、パスタ構造と呼ばれる非一様構造の出現が予想されている。近年、マグネターの巨大フレア現象の研究において、それらの構造が観測量や中性子星クラストの物理量(せん断応力係数)に影響を与える可能性が示唆されている。我々はこれまでに、相対論的平均場模型とThomas-Fermi模型を用い幾何学的対称性を課さない空間3次元計算を行うことで、中性子星クラスト物質の基底状態の構造について調べてきた。それらのデータを用いて、基底状態の物質に歪みを与えることで中性子星クラスト物質のせん断応力係数を求めた。今回の発表では、現在までに得られているせん断応力係数について述べる。

口頭

J-PARC K1.8ビームラインでKURAMAスペクトロメータの開発

今井 憲一; Hwang, S. H.*

no journal, , 

We investigate the systemic study of S=-2 systems, double hyper nuclei by hybrid-emulsion method (E07), X-ray from Xi- atom (E03) and H-dibaryon search by Hyperon Time-Projection-Chamber (E42), via (K$$^{-}$$, K$$^{+}$$) reaction at J-PARC K1.8 beam-line. The scattered K$$^{+}$$ particles are detected with the KURAMA spectrometer, which was used in KEK-PS experiment. In this talk, we will discuss the detectors R&D and the simulation result of mass trigger for the KURAMA spectrometer.

口頭

d($$pi$$$$^{+}$$, K$$^{+}$$)反応を用いたK-pp束縛状態の探索,3

市川 裕大; 今井 憲一

no journal, , 

J-PARC E27実験は重水素標的における($$pi$$$$^{+}$$, K$$^{+}$$)反応を用いた、最も単純なK中間子原子核であるK-pp束縛状態の探索実験である。本実験では$$pi$$$$^{+}$$中間子ビームの運動量をビームラインスペクトロメータで、散乱K$$^{+}$$の運動量を超伝導K中間子スペクトロメータ(SKS)で測定し、ミッシングマスを組むという手法を用いる。また、本反応では準自由過程のハイペロン生成のバックグランドが大きくK-pp束縛状態の生成断面積が小さいと考えられているため、6台の飛程検出器群を標的の周りに設置しK-pp束縛状態の崩壊から生じる高運動量($$>$$250MeV/c)陽子を同時測定することでバックグラウンドを抑制する。我々は2012年6月にJ-PARC K1.8 Beam lineにおいて、J-PARC E27実験のpilotデータの取得を行った。本測定では7.6日間物理データを取得し、計3.3$$times$$10$$^{11}$$個の$$pi$$$$^{+}$$中間子を標的に入射することで4.0$$times$$10$$^{5}$$の($$pi$$$$^{+}$$,K$$^{+}$$)eventを得ることができた。既にpreliminaryな解析結果について報告を行ったが、今回はinclusiveスペクトルにおける各準自由過程の成分のフィッティング結果等、このデータ取得で得られた結果の最新の解析状況について議論する。

口頭

J-PARCにおける中性子過剰ハイパー核$$^6_Lambda$$H探索実験

杉村 仁志; 今井 憲一

no journal, , 

J-PARCにおいて中性子過剰ハイパー核$$^6_Lambda$$H生成実験を遂行した。$$^6_Lambda$$Hのコア核である$$^5$$Hは共鳴状態であり、$$Lambda$$ハイペロンの混合により、強い引力が働き束縛状態になることが注目されていたが、実験結果として束縛されない(もしくは生成断面積が非常に小さく束縛が確認できなかった)という結果が得られた。

口頭

ステライルニュートリノ探索実験におけるJ-PARC MLF施設の現状と将来の展望

明午 伸一郎; 長谷川 勝一; 西川 公一郎; 丸山 和純*; 岩井 瑛人*; 太田 良介*

no journal, , 

J-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)では25Hzの早い繰り返しの3GeVシンクロトロンから出射される大強度陽子ビーム(1MW)を炭素及び水銀標的に入射し、生成するミュオン及び中性子を様々な実験に利用している。本施設の運転は2008年から開始し、目標とする1MWの3割になる0.3MWの運転が高い利用率(95%以上)の状態が2013年5月末までに継続された。MLFにおいて100t級の液体シンチレータを用いたステライルニュートリノ探索実験を計画し、0.3MWの大強度陽子ビーム入射に伴う背景事象評価のための予備実験が行われた。本講演では、本シリーズ発表の中で主にMLF施設の陽子ビーム強度の現状および2013年度から開始されるLINACの400MeVアップグレードや八極電磁石を用いたビームの平坦化等の将来展望について報告する。

口頭

エネルギー回収型リニアックによる次世代高輝度LCS$$gamma$$線源の開発状況

羽島 良一

no journal, , 

エネルギー回収型リニアックによる次世代高輝度LCS$$gamma$$線源の開発が、KEK/JAEA共同チームで進められている。要素技術である、(1)大電流かつ低エミッタンス電子ビームを発生可能な電子源、(2)大電流電子ビームを加速可能な超伝導空洞、(3)高出力のモードロックレーザー、(4)レーザー蓄積装置ついて、それぞれ、開発状況を報告し、今後の実験計画を述べる。

口頭

J-PARC-E42実験用TPCの開発; 試験機の磁場中での性能評価と大面積GEMの開発

佐甲 博之; 今井 憲一; 佐藤 進; 長谷川 勝一; Hwang, S. H.*; 杉村 仁志; 市川 裕大; 谷田 聖; 木内 隆太*

no journal, , 

J-PARC E42実験は($$K^{-}$$,$$K^{+}$$)反応によりHダイバリオンの探索を行う実験であり、大立体角TPC, Helmholz双曲磁石, $$K^{+}$$スペクトロメータ(Kurama)から構成される。2013年4月にTPC試験器をハドロンホールFM電磁石中に置き、紫外光レーザを照射して磁場中での性能を評価した。さらに実機と同サイズのパッドパターン、GEMを持つTPC2号機を開発している。本講演では試験機の試験結果と2号機の開発状況について報告する。

口頭

50年前に予言された直線偏光$$gamma$$線の($$gamma$$,n)角度分布の実証

早川 岳人; 堀川 賢*; 宮本 修治*; 望月 孝晏*; 天野 壮*; Li, D.*; 今崎 一夫*; 井澤 靖和*; 緒方 一介*; 千葉 敏*

no journal, , 

1950年代にAgodiは100%直線偏向した$$gamma$$線による($$gamma$$,n)反応で放出される中性子のビーム軸に対して90$$^{circ}$$における方位角方向の角度分布は非対称であり、a+b$$cdot$$cos($${2}{phi}$$)の関数で記述できると予言した。しかし、半世紀以上にわたり実験的には検証されていなかった。また、Agodiの研究は1970年代以降では忘れ去られてしまった。我々は初めて、NewSUBARUの直線偏光したレーザーコンプトン散乱$$gamma$$線を用いて3種類のターゲット上の角度分布を実験的に計測した。

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